短い旬も佃煮にして長く楽しむ!ひりりと痺れる辛さが美味しい「実山椒の佃煮」。旬の新鮮な実山椒はさわやかで香りがよく、醤油で煮込んでも風味が負けません。
下ごしらえは大変ですが作る価値あり!冷凍保存もできるのでぜひ新鮮な実山椒が手に入ったら佃煮を作ってみてください。
調理時間 2時間程度(山椒を水に晒す時間を除く)
実山椒の佃煮のレシピ・作り方
下処理済みの実山椒(水煮等)を使うときは工程2から。煮込む時間は20〜30分程度。
材料(作りやすい分量)
- 実山椒 正味200g
- 醤油 100ml
- 酒 100ml
- みりん 大さじ2
1.実山椒の下ごしらえ
はじめに実山椒を実と枝に分ける。同時に痛んでいる実も分けておきましょう。
実についた小枝は多少残っても大丈夫。この作業が結構大変で時間もかかるので、テレビや音楽を聴きながら、のんびりながら作業で分けると◯。
枝が取れたらサッと水にさらして洗い、たっぷりと沸騰させたお湯で5分程度茹でる。
茹で加減は指で潰せるぐらい。この茹でる作業はアクを抜くためなので、多少芯が残っていても◯、煮込むと火が通ります。
茹で上がったらざるにあげて流水で冷まし、ボウルの中で一晩〜半日水にさらす。
水にさらす時間は3時間ぐらいから大丈夫ですが、時間が長いほど辛みが抜けてたべやすくなります。
2.調味料と煮込む
鍋に水気を切った実山椒とその他全ての材料を入れ、強火にかける。
沸騰したら中火にして蓋をし20〜30分程度、時々鍋を傾けながら混ぜ合わせながら煮込む。
汁気が少なくなったら蓋を取り、鍋底が見えるぐらいまで汁気を飛ばしたら出来上がり。
清潔な保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。冷蔵で3ヶ月程度保存できます。
食べきれないときは使いやすい分量ごとにラップで包み、保存袋に入れて冷凍すると1年程度保存ができます。
実山椒の佃煮のレシピ・作り方まとめ
噛んだ瞬間プチっと口の中に広がるさわやかな香りと、ひりっと辛い実山椒の佃煮。しっかりと醤油で煮込んでもちゃんと風味が感じられます。ご飯のお供にはもちろん、炒め物や細かく刻んで衣に入れても◯。冷凍保存もできるのでストックしておくと便利ですよ。