乾燥パスタを水に浸けておくだけで茹で時間が1分に!時短や冷凍もできる「水漬けパスタ」を紹介。
水漬けパスタの作り方や冷凍方法、アウトドアや非常時にもおすすめの茹で汁いらずの方法も紹介していきます!
水漬けパスタで時短&冷凍テクニック!
パスタってお湯を沸かしたり茹でるのにも時間がかかり、意外と面倒。そんなときにおすすめなのが「水漬けパスタ」です!
1分で茹で上がる!?水漬けパスタとは?
水漬けパスタとはその名前の通り「水」に浸けておいたパスタのこと。
乾燥パスタは茹でるときに水を吸って戻しますが、あらかじめ水に浸けて吸わせて置くことで、通常6〜8分程度かかる茹で時間を1分に短縮できる裏技です!
さらに生パスタのようにもちもち食感に!乾燥パスタとはまた違った食感を楽しめますよ。
水漬けパスタのメリット・デメリット!
メリット
- 時短!(1分で茹で上がる)
- もちっと生パスタ風!?に仕上がる
- 冷凍して自家製インスタントパスタが作れる
- 炒めるだけでもOK!
デメリット
- 若干風味が落ちる
- 茹で時間が短い分、塩気が薄くなる
- アルデンテにならない
「水漬けパスタ」はお店でも使われるテクニック!正直メリットの方が多いのでデメリットはあまりないのですが、あえて上げるとしたらこんな感じ。
何と言っても茹で時間が短縮できるのがポイント!最後に紹介しますが、浸けておいた水で炒めるだけという方法もあるので、普通に茹でるより圧倒的に時短できます。
水漬けパスタの作り方
それでは「水漬けパスタ」の作り方を見ていきましょう!
材料(1人分)
パスタ 100g
水 適量
はじめに水漬けパスタを作るときの注意点を1つ。基本的にどんな太さやタイプ(後述)でも作れますが、早茹でタイプのパスタは向きません。
早茹でタイプは溝が入っていたりする物もあり、ちぎれやすかったり溶けてしまうことがあるので、水漬けパスタを作るときは普通のパスタを用意しましょう。
作り方は非常に簡単!パスタが入るバットや容器を用意してひたひたに水を注ぐだけ!
あとはラップをして冷蔵庫で2時間以上浸けておけば水漬けパスタの出来上がり。
浸けておく時間は太さやパスタの種類によって変わってきますが、2時間以上つけておけば大丈夫です。逆に1日程度なら浸けておいて大丈夫なので、時間があるときに用意すればOK!
容器はなんでも大丈夫ですが、水を吸うと膨らむので余裕を持ったサイズの物を用意しましょう。
ちょうど良いサイズの容器がないときは保存袋でも◯。水をこぼす必要がなくスペースがないときにもおすすめです。
保存袋に乾燥パスタと水を入れてなるべく空気が入らないように口を閉じて浸けましょう。
時間が経つと黄色かったパスタが白っぽく変わります。なんだか太めのそうめんのようかな感じに。
しっかりと水を吸っているかの確認は、持ち上げたりまとめても折れなければOK。
引っ張るとプチプチと切れるようになっていればしっかりと水を吸っている証拠。
普通の麺タイプのパスタの他にもペンネやフィットチーネでも同じように水漬けできます。
特にフィットチーネのような太麺・平麺タイプはソースがよく絡むので、もちもち食感と相性抜群!
ペンネは水に浸ける時間を伸ばして、つまんでみて割れなくなればOK。
右:乾燥パスタ(ペンネ) 左:水漬けパスタ
水漬けパスタと乾燥パスタを比較してみるとこんな感じ。
水漬けパスタは水を吸って白っぽく、ひとまわり大きくなりました。
水漬けパスタの茹で方
水漬けパスタの茹で方は時間以外はいつもと同じ。しっかり沸騰させたお湯に塩を入れて1分茹でたら出来上がり。
白っぽくなったパスタはお湯に入れた瞬間に元の黄色に戻ります。
あとは水気を切ってソースと混ぜ合わせたらもちもち食感のパスタの出来上がり!
水漬けパスタはよく「生パスタ風」と言われますが、さすがにそこまでもちもちにはなりませんが乾燥パスタとはまた違った、もちもち柔らかめの食感が楽しめますよ。
水漬けパスタの冷凍方法
水漬けパスタは冷凍保存すれば自家製インスタントパスタに!茹でるときは凍ったままお湯に投入してもう一度沸騰してきたら茹で上がり。
保存容器にラップをしいて、その上から水気を切った水漬けパスタを入れて冷凍しましょう。
凍ったあとはブロック状にまとまるので、ラップを剥がして保存袋にまとめて入れておいても◯。
初めから保存袋で冷凍しても大丈夫ですが、完全に凍るまではボロボロとちぎれやすいので注意しましょう。
野菜は冷凍すると繊維が壊れて短時間で柔らかくなります。
これを利用して、冷凍するときに水漬けパスタの上からさらにラップをして、野菜を一緒に冷凍しておくとソースの作る時間も短縮できますよ!
アウトドアや非常時に!茹で汁いらずの水漬けパスタ
水漬けパスタは茹で汁を捨てれないアウトドアや登山、水が自由に使えない非常時におすすめ。
保存袋で浸けてその水で茹でる(炒める)。水の分量を少なくして浸けておくことで茹で汁が残らず、フライパン1つで美味しいパスタが楽しめますよ。
材料(1人分)
- パスタ 100g
- 水 150ml
- 保存袋 1枚
- お好みのソース 適量
1.パスタ100gに対して水150ml
漬け方は同じですが水の量がポイント!パスタ100gに対して水150ml。最小限の水でフライパンで炒めながら水分が飛ぶので茹で汁が残りません。
浸け時間も同じように2時間以上。
アウトドアや登山に持って行くときには、小さめの保存袋にパスタを半分に折って入れておくとスペースの節約にも。カバンの中で水が漏れないよう袋は二重にしておきましょう。
2.浸けておいた水で炒める
茹で汁を用意する必要なし!
フライパンに水漬けパスタと浸けておいた水を入れて、水気がなくなるまで軽く混ぜながら炒めたらOK!お好みのソースを絡めたら出来上がり。
炒めるときに玉ねぎやハムを入れて、最後にケチャップを加えたらナポリタン。バターと一緒に茹でて粉チーズと胡椒を混ぜ合わせたらカルボナーラ風。ぜひ活用してみてくださいね。
水漬けパスタで時短&冷凍テクニック!まとめ
水漬けパスタは提供時間を短縮するためにお店でも使われるテクニック!時短だけでなくもちもちと食感も美味しくなるので、あえて水漬けにするのもおすすめですよ。
