これから料理を始めたいと思っている料理初心者の方必見!これだけあれば基本的な調理はバッチリな調理器具を紹介しています。
はじめは何を揃えたらいいのか、100円ショップの道具は使えるの?という料理初心者の疑問を解決します!最後には揃えたい調理器具の選び方をまとめたリストを掲載しているので、ぜひ参考に料理を始めていきましょう!
料理初心者が揃えておきたい道具とは?
これから料理を始めたい!一人暮らしで自炊するぞ!と思っている方が悩むのが調理器具。正直何年も料理をしていても厳選するのに悩みます笑。
今回は料理を始める時に揃えたい「これだけあれば基本的な料理が作れる!」をテーマに最低限必要な調理器具を厳選して紹介していきます!
- 包丁
- まな板
- フライパン(鍋)
- ボウル・ザル
- 計量カップ・軽量スプーン
- ピーラー
- 菜箸
- 木べらorゴムベラ
※最後に選び方をまとめたリストも載せています
リストアップするとこんな感じ。ざっくり10種類ぐらいの道具があれば定番の料理は大抵作れます。それぞれの選び方や使い方を紹介していきますね!
100円ショップで揃えてもいい?
続くかわからない料理のために高いお金を払いたくない!そんな時に候補に上がるのが100円ショップ。はじめに100円ショップで揃えていいのかの疑問を解決します!
結論から言うと「物による」。
ん?ってなりますよね。でも物によるんです。例えば菜箸や計量スプーンなどの小物は100円ショップのもので十分だと思います。実際に当サイトmogbaseでも100円ショップのものを使うこともあります。
- 計量カップ・計量スプーン
- ボウル・ザル
- 菜箸
- 木べら・ゴムベラ
上記のような小物は100円ショップで揃えてもいいと思います。でも計量スプーンやザルなんかは薄くてすぐ曲がります。でも使えます。気にしなければ。
耐久性やクオリティーはやっぱり数千円する調理器具には劣りますが、そこは割り切って始めのうちは100円ショップも候補に入れてみてくださいね。
100円ショップの包丁は絶対ダメ!
※イメージ画像
100円ショップで避けて欲しいのは包丁。包丁はダイレクトに怪我につかがるので注意が必要です。包丁は言わずもがな刃物。「よく切れる包丁は怪我しない」と言うのが料理をする方の常識になっています。
逆のように思いますが、切れない包丁だと力で切るしかないので力んだ先に指が、、、この先は言いませんが、切れない包丁ほど危険なんです。
手軽な値段で魅力的ですが刃のクオリティーはあまりよくありません。また剛性もよくない。100円の包丁はちゃんと研げるようになった上級者向け(のおもちゃ)といった感じなので、初心者は避けるようにしましょう。
料理初心者が揃えたい調理器具10選と選び方
それでは料理初心者の方がはじめに揃えておきたい調理器具を、それぞれ選ぶ時のポイントなどと一緒に紹介していきます。
最後にはそれぞれの調理器具の選び方を簡単にまとめたリストも載せているので、ぜひ買い物に行く時や商品を探す時の参考にしてみてください。
包丁
料理をする上で欠かせない包丁。先ほども紹介しましたが「よく切れる包丁は怪我しない」ものです。
またしっかりとした作り(剛性)であることも大事なのである程度の価格帯(2000〜3000円程度)のものを選びましょう。
とはいえいくら高い包丁でも使うほどに切れなくなるものなので、一緒に簡単に研げるシャープナーなどがあると便利です。
※真ん中が三徳包丁(左:ペティーナイフ 右:牛刀)
初心者の方におすすめなのが「三徳包丁」と呼ばれる包丁です。これは肉、魚、野菜どんな食材でも使える包丁で、これ一本あれば普段の料理には問題なく使いまわせます。
サイズ(刃渡り)は 16cm前後のものがおすすめ、慣れないうちは長いより短い方が使いやすいのでこれぐらいサイズの三徳包丁を選びましょう。
また素材は料理初心者の方はステンレス一択。セラミックなどもありますが切れ味が落ちやすく、プロの料理人などは切れ味の良い鋼製の包丁を使いますが、錆びやすいので選択肢から外すのがベターでしょう。
まな板
包丁とセットで必要なのがまな板。まな板には主に木製、プラスチック(樹脂)製の二種類あります。
木製のまな板はおしゃれですがお手入れが面倒。しっかり乾かさないとカビたり腐ってしまうので料理初心者にはおすすめしません。また漂白剤も使えないので衛生的にも管理が大変です。
おすすめなのはプラスチック(樹脂)製のまな板です。腐る心配がなく、漂白剤も使えるので衛生的。白のイメージがありますが、最近ではカラフルなデザインもあるのでおすすめですよ。
サイズは作業するスペースに合わせて選びましょう。小さすぎるとカットした食材が溢れるので、できれば大きめ。作業スペースにガタつきがなく置けるサイズを選びましょう。
フライパン
コーティングについては長くなるので割愛させていただきますが、とりあえず料理を始めたい、道具も最小限でという方におすすめなのが「深型」のフライパン。
フライパンは炒めたり、焼いたりがメインになりますが、そうなるとカレーや煮物を作るときには鍋も必要になります。
そこで「深型」のフライパンがあると大活躍!普通のフライパンと同じように炒める焼くはもちろん、深さがあるので汁気が多い料理にもバッチリ、最初はこれ1つあれば良いでしょう。
サイズは一人暮らしなら24cm前後、作り置きや複数人分作るなら28〜30cm程度のものがおすすめです。さらに蓋付きのものだとより料理の幅が広がりますよ。
パスタはどうするの?って思った方!パスタはレンジでも茹でれるので大丈夫です。コンロが1つしかない家でもこの深型があれば問題ありません。
はじめは深型のフライパンを1つ持って、頻繁に料理をするようになれば鍋など買い足すと良いですよ。
ボウル・ザル
洗って水気を切る、混ぜ合わせる、こねる。この作業に必要なのがボウルとザル。
ボウルとザルは100円ショップのものでも十分使えますが、できればボウルの底に凹凸がない物も方が混ぜやすく洗いやすいのでおすすめです。
※プラスチック製のボウル
素材はプラスチックやガラス製もありますが、ステンレス製が使いやすく衛生的です。
一人暮らしなら18cm前後のボウルとザルのセット、幅広く料理を楽しみたいなら22cm前後のセットもあると良いですよ。
計量カップ・計量スプーン
料理初心者が上達するために大事なのが分量を守ること!レシピどうりに分量を守って調理することが失敗しないポイントです。
そこで大事なのが軽量カップと軽量スプーン。これは高いものでも安いものでも特に代わりはないので100円ショップの物で揃えても大丈夫です。
計量スプーンは1つで小さじも大さじも測れるものよりも、別々になっているものの方が使いやすいです。意外と使うので出来れば2セット用意しておくと便利ですよ。
ピーラー
包丁に慣れるまでは皮を剥く作業は難しく怪我することも、、、そんなときにピーラーがあると安心快適に作業できます。
皮を剥く専門の調理器具ですが、にんじんやじゃがいも、レンコンなど皮を剥く野菜は多いのでぜひ用意しておきましょう。
※I型のピーラー(1つ前の写真がT型)
ピーラーにはT型とI型と2種類ありますが、一般的なT型が使いやすいです。
菜箸
炒めたり、盛り付けに使う菜箸。これも100円ショップの物で十分使えます。使う頻度が多いので複数セット(膳)用意しておきましょう。
素材は様々なものがありますが、特に樹脂の物を選ぶときは耐熱温度に注意して調理に耐えれるか、揚げ物をするときに使えるかをチャックしましょう。
長さは熱さを伝えにくいようにある程度の長さは必要ですが、収納に合わせて選べば良いです。
木べら・ゴムベラ
木べらは菜箸と同じように炒めたり、混ぜ合わせたりと使います。特に決まってはいませんが、菜箸と木べらは汁気の違いによって使い分けすると便利です。
炒め物や盛り付けには菜箸が使いやすく、クリーム系の調理やタレを絡めるのには木べらをよく使います。
ゴムベラは柔軟性があるのでこねたり混ぜ合わせるのにも使えます。出来れば木べらとゴムベラ両方用意するのがベストですが、はじめのうちはどちらか1つは用意しましょう。
選ぶ時のポイントリスト!
最後にこれまで紹介した調理器具を選ぶ時のポイントをリストにまとめたので、買い物に行く際にはスクリーンショットで保存して、ぜひメモ代わりにお使いください。
包丁 | 三徳包丁・サイズ(刃渡り)16cm前後・ステンレス製 |
まな板 | プラスチック製・小さいより大きめを・ガタつかずに置けるサイズ |
フライパン | 深型がおすすめ・一人暮らしなら24cm前後 |
ボウル・ザル | 底に凹凸がないもの・一人暮らしなら18cm前後のセット |
・計量カップ・計量スプーン | スプーンが複数セットあると◯・大さじ小さじ別々のもの |
・ピーラー | 包丁に慣れてないなら必須・T型が◯ |
・菜箸 | 100円ショップで十分・何膳かあると便利 |
・木べら・ゴムベラ | はじめのうちはどちらか1つで◯ |
※道具名の前に・が付いているものは100円ショップで揃えても大丈夫な物
料理初心者が揃えておきたい調理器具10選と選び方まとめ
長々と紹介してしまいましたがいかがだったでしょうか。今回は料理を始めるにあたり最低限必要な道具を紹介しましたが、おしゃれな道具や一生モノとして大事に使っていきたい道具のたくさんあるので、こだわりの調理器具を探すのも楽しい。こういった道具を探すのも料理を楽しく続けるポイントなので、参考程度にぜひ料理を楽しんでくださいね!
