使う機会が多く常備しておきたい「玉ねぎ」。そんな玉ねぎを長持ちさせる保存方法や保存場所を紹介!
何もしなくても比較的長期保存ができる玉ねぎですが、傷みの原因やどのように保存すれば長持ちするのか、基本の常温、便利な冷凍など場所ごとの保存方法を紹介していきます!
玉ねぎの保存方法・保存期間
にんじんやじゃがいもと同じように使う機会が多い「じゃがいも」。常備しておきたい野菜でもあるので、正しい保存方法と保存期間を覚えて長持ちさせましょう!
※新玉ねぎの保存方法とは異なります。
玉ねぎを保存するときのポイント!
正しく保存したときの保存期間
- 常温 3〜4ヵ月
- 冷蔵 カットしたもの3〜4日
- 冷凍 1ヵ月
玉ねぎは「湿気」が苦手な野菜です。新玉ねぎと写真のような普段の玉ねぎの違いは収穫時期だけでなく、乾燥させてから流通させているため。
ツヤ良く乾燥している状態がベストな状態ですが、湿気が多い場所に置くすぐに傷んで、腐りやすくなります。そのため袋に入ったままはNG!
そのため湿気の少ない場所や湿気を吸わせないような対策をして保存することで、長持ちするようになります。
【基本】常温での保存方法
皮がついたままの丸ごとの玉ねぎは基本的に常温保存が長持ちします。
カゴや麻袋などの通気性がいい入れ物に入れて、湿気の少なく温度変化の少ない冷暗所で保存しましょう。底に新聞紙を敷いておくと湿気を吸ってくれるのでより安心です。
常温での保存期間は「2〜3ヵ月」。ネットのような袋に入れて吊るすように保存しても◯。湿気が溜まらないように心掛けると長く保存できます。
初めから長期保存を想定しているときは、1個づつ新聞紙やわら半紙で包み、カゴに入れて冷暗所で保存しましょう。冷暗所がない場合は新聞紙に包むだけでも効果があります。
時々様子をみながら新聞紙が湿気を吸っているようなら変えてください。
夏などで蒸し暑い日が続くようであれば、傷みが早くなるので冷蔵保存するようにしましょう。
冷蔵での保存方法
皮を剥いたりカットした玉ねぎは冷蔵庫で保存します。切り口や表面が乾かないようにぴったりとラップをしてから冷蔵庫に入れましょう。
3〜4日程度保存できますが、表面が乾きやすく傷みが早いので出来るだけ早く使い切るようにしましょう。使いきれないときは次に紹介する冷凍保存がおすすめです。
暑い夏は皮つきの丸ごとでも冷蔵庫で保存しましょう。そのときは新聞紙に包み比較的温度の高い「野菜室」で保存します。1ヵ月を目安に様子をみながら使うようにしましょう。
冷凍での保存方法
カットして使いきれなかったり、普段の調理の手間を少なくしたい時におすすめなのが冷凍保存。
冷凍した玉ねぎは細胞壁が壊れるので短時間でしんなり柔らかく調理することができます。時短にもなり甘さも増して感じられるので常備してあると便利ですよ。
カットしてから冷凍する
生のまま冷凍保存するときは、使いやすいようにカットしてから保存袋に入れて冷凍しましょう。保存期間は1ヵ月程度。
切り方はくし切りや薄切り、みじん切りなどお好みで◯。なるべく重ならないように、バットなどで平らに冷凍しておくとほぐしやすくなります。
みじん切りは使いやすい量ごとに小分けにラップをして保存袋に入れて冷凍しておくと便利ですよ。使うときは凍ったまま調理できます。
冷凍した玉ねぎで「時短飴色玉ねぎ」
冷凍した玉ねぎは細胞壁が壊れるので水分や辛み成分が早く飛ぶようになります。そのため時間のかかる飴色玉ねぎが短時間で作ることができます。
作り方は基本の作り方と同じ。1時間程度かかる飴色玉ねぎも、薄切りにして冷凍した玉ねぎを使うだけで10分程度でサッと簡単に作れるようになりますよ。
詳しい作り方は「飴色玉ねぎの作り方」の時短テクニックで紹介しています。
作った飴色玉ねぎも冷凍保存ができるので作り置きしておくと便利ですよ。飴色玉ねぎも冷凍で1ヵ月程度保存できます。
芽が出てしまったときは?
※イメージ画像
玉ねぎを長期保存していると芽が出てくることがありますが、玉ねぎの芽には毒性がないので食べることができます。
特に外側に出ていなくカットした時に緑色の芽があるものは、白い部分と味も変わらないので同じように調理して大丈夫です。
ですが芽が出始めると栄養や水分を吸って味が落ちるので、出来るだけ早く調理したり取り出しておきましょう。
玉ねぎの保存方法・保存期間まとめ
炒め物やスープ、ドレッシングなど料理には欠かせない玉ねぎ。安く買えることも多く、買いだめやさる方も多いかと思います。時短にも効果的な冷凍保存もぜひ活用してみてくださいね。
