スキレットのシーズニングとお手入れの方法【写真で詳しく紹介!】

料理が美味しくなる効果がいっぱいの「スキレット」。お皿としても可愛いフライパンですが初めて使うときに必要な「シーズニング」と言う儀式があるんです!笑

 

スキレットは使い込むごとに使いやすく愛着がわく「一生もの」のフライパン。そんなスキレットのシーズニングの方法やサビさせないためのお手入れの方法を写真付きで紹介していきます!

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スキレットは買ったら「シーズニング」をしよう!

よく「育てるフライパン」などと言われ鉄のフライパンなどと同じように、使うごとに変化が楽しめるスキレット。シーズニングやお手入れの方法を覚えて、料理を美味しくするメリットいっぱいのスキレットを活用しましょう!

スキレットとは?

おしゃれな見た目でカフェなどでも器として使われることもあるスキレット。鋳鉄(ちゅうてつ)で作られるフライパンで厚さがあるのが特徴です。

 

その厚さと鋳鉄製ということから蓄熱性や保温力に優れたフライパンで、食材にムラなくしっかりと熱を通す事ができるので、ジューシーさやふっくら感など素材の旨みを引き立ててくれます。

写真ACからの写真 

一度温まると温度が下がりにくいのでそのまま食卓に出しても最後まで温かい料理を楽しむ事ができます。

 

また見た目からもわかるタフさと高温調理が得意な為、焚き火や炭火でもガンガン使えるキャンプなどのアウトドアにもぴったりなフライパンです。

シーズニングとは?シーズニングが必要な理由

大事に使えば一生もののスキレット。使えば使うだけ使いやすく見た目もかっこよくなるスキレットですが、使い始める前に「シーズニング」とは何なのか、なぜ必要かを紹介します。

左:新品のスキレット 右:3年ほど使ったスキレット

  1. サビ止め・ワックスを落とすため
  2. 油をコーティングしてサビを予防するため

シーズニングをする主な理由は上記の通り。鋳鉄いわば「鉄」でできたスキレットはコーティングされていないそのままだとサビやすく食材がくっつきやすいフライパンです。

 

その為新品のスキレットにはサビ止め剤やワックスが塗ってあります。最近ではシーズニングをしなくても使えるスキレットもありますが、基本的にはこの「サビ止め」を取らないと使えません。

 

サビ止めを落とした後は、油をなじませコーティングをしてサビの予防をします。また油のコーティングは使うごとに層になりスキレットに染み込み、くっつきにくく使いやすいスキレットに育っていきます。

スキレットのシーズニングの方法・やり方

  1. サビ止め・コーティングを落とす
  2. 空焼きする
  3. 油を塗る
  4. 2と3を数回繰り返す
  5. くず野菜を炒める

シーズニングの手順としては5ステップ。それではシーズニングに必要な物と一緒に写真付きで紹介していきます!

 

ちょっと面倒ですがシーズニングははじめの1回だけ。ぜひ参考に使い込むごとにかっこよく使いやすくなる、一生物のスキレットを育ててみてくださいね。

シーズニングに必要な物

スキレットのシーズニングに必要な道具

  • 洗剤(いつもの食器用洗剤で◯。)
  • たわし・スポンジ(洗剤を使うときはスポンジ、それ他はたわしを使います。)
  • サラダ油(オリーブオイルなど食用ならなんでも◯。)
  • キッチンペーパー(油を塗るため。掴むためにトングか菜箸も一緒に(樹脂、プラスチックは溶ける可能性があるので避けた方が◯)。)
  • 布巾やタオル(水気を拭き取るためと熱くなった持ち手を掴むため。)
  • くず野菜(料理に使わない皮やヘタで◯。)

シーズニングをするために必要な物は上記の通り。シーズニング後のスキレットは基本たわしで洗うので、たわしとスポンジはできれば両方用意しましょう。

 

くず野菜は金属の匂いを取るのに使いますが、にんじんやたまねぎなどの皮やヘタ、キャベツの芯など料理に使わない部分で大丈夫です。

できればカセットコンロで!

カセットコンロ画像

写真ACからの写真 

スキレットのシーズニングでは高温でザビ止めを焼き切ったり空焼きします。備え付けのガスコンロでもできない事はないですが、安全装置が作動してしまい時間がかかったり十分に焼き切る事が難しくなります。

 

その為換気や高温に注意が必要ですが、安全装置が付いていないカセットコンロを使うと早くしっかりとシーズニングが出来るのでおすすめです。

1.さび止め・コーティングを落とす

はじめ洗剤を使って表面の汚れを落としていきます。洗剤だけではサビ止めは落ちませんが、しっかり洗っておきます。

 

ちなみにスキレットを洗剤で洗えるのは基本的にこの時だけ。油をコーティングしてから(普段)はコーティングが取れないように洗剤は使わずたわしで洗うようになります。

洗剤をよく洗い流したら火にかけていきます。基本的に火加減は常に強火。スキレットがかなり高温になるので注意してください。

 

※煙がでる工程もあるので必ず換気をしながら行いましょう。高温になるのでカセットコンロで行うときはガス缶側(カバーがある部分)に持ち手や本体が被らないように注意してください。

表面の水分が飛んだら時々スキレットを動かしながらまんべんなく熱します。

 

※持ち手はかなり高温のため、タオルやスキレットカバーを使い火傷に注意してください。濡れたタオルだとすぐに熱くなるので必ず乾いたものを使いましょう。

コーティングの種類によって変化の仕方が異なりますが、焼き切れて粉っぽくなったり、若干色が変わったら火を止めてそのまま粗熱を取りましょう。

粗熱が取れたらたわしでゴシゴシとしっかりと洗いましょう。このときは洗剤をつけても大丈夫です。

 

※スキレットは高温のまま水につけると割れたり変形することがあるのである程度冷めてから洗うようにしてください。

しっかりとサビ止めが焼き切れると水が黒っぽくなることがあるので、水が透明になるまでしっかり洗いましょう。

2.空焼きする

サッと水気を切ったら強火で空焼きをしていきます。表面の水分がなくなり、薄っすらと煙が出るまでしっかりと熱します。

 

この時もまんべんなく火が通るように時々動かしながら熱しましょう。

3.油を塗る

しっかりと水分が飛んだら熱いうちに油を塗ります。スキレットに油を垂らしキッチンペーパーで持ち手や裏面など全体に塗りましょう。塗れたらそのまま粗熱を取ります。

 

油は熱いうちに塗るのが大事なポイント!スキレットには小さな凹凸や微小孔があり、熱いうちに油を塗るとこの隙間にしっかりと油が染み込みコーティングされていきます。

 

※油の量はお好みで良いかと思います。少量を薄く伸ばすだけでもいいし、たっぷりスキレットの半分ぐらいの量を使って行う方もいます(2枚後の写真は1/4程度の量の油を使っています。油はシーズニング中使いまわして大丈夫です)。

4.2と3を数回繰り返す

粗熱が取れたら余分な油を拭き取り、再び強火にかけます。油を塗ったスキレットはもくもくと煙が出るので、この煙が落ち着くまで火にかけます。

 

※初めての方はびっくりするぐらい煙が出ますが、徐々に落ち着きます。しっかり換気をしながら行いましょう。

煙が落ち着いたら火を止め、先ほどと同じように油を塗り込みます。この工程を数回繰り返すと油がコーティングされていきます。

 

何回繰り返すかも好みですが、はじめにしっかりと油のコーティングをする事で焦げ付きやサビ止めの効果が高まるので、3〜4回程度繰り返すと良いかと思います。

5.くず野菜を炒める

空焼きと油を塗るを数回繰り返したら最後にくず野菜を炒めて鉄臭さを取ります。火加減は中火で◯。

 

炒める物はどんなものでも大丈夫です。普段捨ててしまう皮や芯、ヘタなどを適量用意しましょう。写真ではにんじんと玉ねぎの皮、長ネギの青い部分、キャベツの芯を炒めています。

くず野菜がしんなりとして焦げ目がついたら取り出し、汚れていたらキッチンペーパーで拭き取り、油を薄く塗ってシーズニング完了です!

 

最後の油はサビ予防のためなので薄く全体に塗り広げましょう。

お疲れ様でした!結構面倒でしたよね、、笑。シーズニングが終わったスキレットは写真の用に油の膜でコーティングされた黒いスキレットに仕上がってるかと思います。

スキレットのお手入れ

普段のお手入れ・使い終わった後

基本的に調理に使ったらすぐに、洗剤を付けずにたわしやささらなどで洗います。煙が出るほど熱くなってるものはダメですが、調理後すぐに洗った方が汚れが落ちやすいので使用後は出来るだけ早く洗いましょう。

 

こびりつきがひどい時にはゴシゴシと強めにこすっても大丈夫ですが、洗剤をつけるとせっかくの油のコーティングが剥がれてしまうので、水またはお湯で洗うようにします。

スキレットに薄く油を塗っている

水気はスキレットの天敵!洗い終わったら軽く水気を切りすぐに火にかけて水気を飛ばしましょう。

 

しっかりと水気が飛んだら熱いうちにキッチンペーパーなどで薄く油を塗ってそのまま冷めるまで待ち、しっかりと冷めてから収納してください。

使わないときの収納方法

よく使う場合

普段の料理でもよく使う方は、前の項目で紹介したように水気を飛ばし油を塗ってから風通しの良い場所で保管しましょう。

スキレットとスキレットの間にお箸を挟んで隙間を作る

基本的に頻繁に使うスキレットなら、表(焼く面)だけに薄く油を塗っておけば大丈夫です。複数枚あるときはお箸などを間に挟み、湿気が溜まらないように重ねると◯。

 

湿度や水気に注意しながら、できれば吊るすようにして収納するとサビのリスクを減らすことができますよ。

たまにしか使わない場合

新聞紙で包んだスキレット

キャンプなどでたまにしか使わない時や長期間保管しておくときは、しっかりと水気を飛ばしたスキレットに持ち手や裏面にも薄く油を塗り、新聞紙などで包み保管しましょう。

 

新聞紙などに包むときはしっかと冷めてから包む事。時々様子を見てサビが出ていないかチェックしながら、新聞紙が湿気を吸っていたら変えてください。

サビたらどうすればいいの?

油がコーティングされて焦げ付きにくく、錆びにくくなるのがメリットのスキレットですが、ガシガシと洗えるのもスキレットのいいところ。

たわしとステンレスたわし、クレンザーの画像

錆びてすぐの時はたわしでゴシゴシ洗えば取れるかと思います。錆びが深い時はスチール製のたわしやヤスリで削り落としましょう。クレンザーなどの研磨剤を使っても◯。

 

ガシガシとサビを落とした後は油のコーティングも剥がれてしまうので、洗剤でよく洗い改めてシーズニングをして油を塗って保管しましょう。

スキレットのシーズニングとお手入れの方法【写真で詳しく紹介!】まとめ

面倒に思えるスキレットのシーズニングやお手入れ。ですが使っていくうちに愛着がわき大事に使いたくなるフライパンでもあります。使い込んだスキレットは油を敷かなくてもくっつかず、黒く黒くかっこよく育っていくので、ぜひ参考に新しいスキレットを可愛がってあげましょう!

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