澄んだお出汁に鶏肉の旨みが溶け出し、すきっと美味しい江戸雑煮。面倒な大根と人参の下ゆでなしのレシピ。少し濃いめにだしをとり、風味豊かな仕上がりになります。
調理時間 20分程度(だしを除く)
江戸雑煮(お雑煮)のレシピ・作り方
それでは「江戸雑煮(お雑煮)」のレシピを紹介していきます。
材料(4人分)
- 人参 1/3本
- 大根 3cm程度
- 鳥もも肉 1枚(200〜250g程度)
- なると 適量
- ◎醤油 大さじ2
- ◎酒 大さじ2
- ◎みりん 大さじ1
- ◎塩 小さじ1
- ゆず皮 適量
- 三つ葉 適量
- 角もち 4個
だし
- 昆布 10cm角1枚
- 鰹節 15g
- 水 1リットル
1.だしをとる
江戸雑煮は「だし」の香りと風味が味わいのポイント!少し濃いめに煮出すことで、かつおと昆布の旨みを感じられる雑煮に仕上がります。
分量は違いますがより詳しい「だしの取り」はこちらで紹介しています。
鍋に分量の水と昆布を入れ3時間以上置き、昆布を戻す。
時間がたったら中火にかけ、昆布の淵からプツプツと小さな気泡が出てきたら昆布を取り出す。
昆布を取り出したら少し火を強め、小さな気泡が上がってきたら火を止め、鰹節を加え触らずに2分置く。
時間が経ったら、キッチンペーパーやガーゼを敷いたザルで濾す。
※クリアなだしに仕上げるポイントは、鰹節を入れたら触らない事、濾すときはギュウギュウと絞らない事。
2.食材の準備
鶏肉は一口大に切る。大根と人参は皮を剥き5mm幅のいちょう切りにする。ナルトは5mm幅の斜め切りにする。
※大根と人参は飾り切りや短冊切りなどお好みで楽しんでください。
小松菜は塩を入れて沸騰させたお湯でサッと茹で、ザルにあげて粗熱をとり、しっかりと絞って水気をきる。
水気を絞ったら3cm幅に切り分けておく。
3.煮込む
鍋に工程1で取っただしと◎の調味料、いちょう切りにした大根と人参を入れ中火にかける。
沸騰したら少し火を弱め、鶏肉を加えてアクを取りながら鶏肉に火が通るまで煮込む。
ナルトを加え1〜2分ナルトが温まるまで煮込み、最後に味を整える。
器に焼いた餅を入れ汁を注ぎ、小松菜とゆず皮を盛り付けて完成。お好みで三つ葉を添えてお召し上がりください。
※江戸風雑煮では角もちを使うのが一般的。網で焦げ目がつくまでしっかりと焼くと、香ばしい風味がより味わいを豊かにします。
江戸雑煮(お雑煮)のレシピ・作り方【澄んだお出汁が美味しい!】まとめ
関東の正月には欠かせない江戸雑煮。透き通ったお出汁はすっきりとしながらも、鶏肉の旨みが溶け出し味わい深い、ほっとするお雑煮に仕上がります。ついついお代わりしたくなるので、ぜひ多めに作ってお正月を楽しんでください。
