「さんまの蒲焼」のレシピ・作り方。甘辛い蒲焼のタレがツヤっと絡みご飯とよく合うさんまの蒲焼。写真付きでわかりやすい大名おろしの方法も紹介。
ホクホクと柔らかいさんまに綺麗な照りと香ばしい香りのタレが絡み合って、塩焼きとは違った味わいを楽しめます。
調理時間 20分程度
さんまの蒲焼のレシピ・作り方
それでは「さんまの蒲焼」のレシピを紹介していきます。さんまの大名おろしが出来る方は目次から工程2へ。
材料(2人分)
- さんま 2尾
- 小麦粉 約大さじ1
- ◎醤油 大さじ1
- ◎みりん 大さじ1
- ◎酒 大さじ1
- 砂糖 大さじ1/2
- 長ネギ(お好みで) 1本
1.さんまをおろす
さんまの頭を左に置き胸ビレの横(身側)から包丁を入れ、少し斜めに頭を切り落とす。
頭が切りおとせたら内臓が出てくるので、包丁で優しく抑えながら引き抜き、血を洗い流す。この後お腹を開くので全部取り出せなくても大丈夫です。
※さんまに鱗がのこているようなら、頭を切り落とす前に包丁の刃を立て、尾から頭に向かって撫でるように鱗を取ってください。
頭側を右に置き包丁を頭側から入れ、中骨に刃先が当たるようにしながらお尻(黒く点がある所)まで開く。
残っている内臓を取り、流水に当てながら優しく中骨の間にある血合いを洗い流し、キッチンペーパーなどで水気を拭き取っておく。
※今回紹介する「蒲焼」では三枚おろしにして使うので、完全に血合いを綺麗にする必要はありませんがある程度落としておいたほうが、臭みが少なく仕上がります。
水気を切ったら頭側から包丁を入れ、中骨に沿わせながら尾までおろす。
おもてが切れたら裏返して同じようにおろす。裏側を切るときも同じように頭が右側に来るようにして切り進めましょう。
この時中骨にカリカリと刃が当たるようにしながら切り進めると無駄なくおろすことができます。包丁とまな板が平行からほんの気持ち角度が付くような感じで切ると良いと思います。
三枚に下ろせたらお腹の部分にある腹骨を、骨だけをすくようにして薄くそぎ落とす。
腹骨を皮を残して削ぐのは包丁に慣れていないと難しいので、初めは斜めに包丁を入れ、皮まで切り取ってしまっても大丈夫です。
2.小麦粉をまぶす
おろしたさんまを3等分の長さに切り、小麦粉をまぶす。
◎の調味料を混ぜ合わせておく。
3.焼く
フライパンに油を薄くきし中火で熱しさんまを皮面から入れ、焼き色がついたら裏返し、1分程度焼く。
※皮が破けやすので皮面を焼いているときは触らず焼き、優しく裏返すようにしましょう。
4.タレを絡めて完成!
時間がたったら、混ぜ合わせた◎の調味料を入れ煮詰めていく。
長ネギを入れるときはこのときに3〜4cmに切り一緒に加えます。
時々優しく裏返し、両面にタレを絡めながら煮詰め、水分が減り全体的に照りがついたら完成!
お好みで山椒や七味唐辛子をふりかけお召し上がりください。
【甘辛タレでご飯がすすむ!】さんまの蒲焼のレシピ・作り方まとめ
秋が旬のさんま、塩焼きで食べることが多いかと思いますが、甘辛いタレが絡んだ蒲焼も絶品。ツヤっと綺麗な照りと香ばしい香りはご飯が止まらなくなること間違いなし!三枚おろしも意外と簡単なのでぜひ蒲焼を楽しんでみてください。

