見た目も華やかでパーティーやお祝い事の時にぴったりな「パエリア」。このレシピでは魚介の旨味が凝縮された本格的な「パエリア」を紹介しています。
パエリアパンがなくてもフライパンでOK。えびやイカ、あさりのダシが染み込んだお米は絶品!スペインの代表的な料理をぜひご自宅で楽しんでみてください!
調理時間 45分程度(あさりの砂抜きの時間を除く)
本格!パエリアのレシピ・作り方
それでは魚介の旨味が凝縮された本格「パエリア」のレシピを紹介していきます。
材料(2人分)
- 有頭えび 6尾
- あさり 150g
- いか 1パイ
- 玉ねぎ 50g
- にんじん 50g
- セロリ 50g
- にんにく 2片
- トマト缶(ホール) 1/2カップ
- ◎塩 小さじ1/2
- ◎サフラン 10本
- ◎オリーブオイル 大さじ4
- ◎水 600cc程度
- 米(洗わない) 1合
- レモン 1個
- イタリアンパセリ 適量
フライパンは26cmの物を使用しています。
このレシピでは日本でも手に入りやすい「あさり」を使っていますが、「ムール貝」を使うとより本格的になります。
1.あさりの砂抜き
あさりは塩分濃度3%の塩水に入れ、アルミホイルをかぶせて冷蔵庫に入れ1時間程度置く。
時間が経ったら、殻同士をこすり合わせるようにして洗っておく。
2.野菜の準備
にんじんと玉ねぎ、にんにくは皮を剥きみじん切り、セロリは筋をとりにんじん、玉ねぎと同じサイズになるようにみじん切りにしておく。
パプリカは1cmの輪切りにして4等分にする。
トマト缶はサルなどを使い、漉してペーストにしておく。
トマト缶はホールの物を使った方が濃厚な味わいになります。
3.イカ・えびの下ごしらえ
いかは、わたと軟骨を取り輪切りに、足の部分は食べやすいサイズに切り分けておく。
えびは殻がついたままの状態で背わたを取っておく。

4.イカを炒める
フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけ、じっくり香りが出るまで炒める。香りが出てきたら火を中火にしてイカを入れ、両面に焦げ目ができるまで焼く。
イカの焦げ目は旨味になるので、あまり触らないようにしながら焼いてください。
5.野菜を炒める
イカに焦げ目がついたらにんじん・玉ねぎ・セロリを加えて、玉ねぎが透き通るまで炒める。
6.トマトペーストを加える
玉ねぎが透き通ったら、濾したトマトペーストを入れ水気がなくなるまで煮詰める。
この時しっかりと水分を飛ばしていないと仕上がりがべちゃっとしてしまうので、焦げないように注意しながらしっかりと水分を飛ばす。
7.魚介の出汁をとる
トマトペーストの水分がなくなったら、◎とえび、あさりを加えて強火で煮立たせる。しっかりと煮立ってあさりが開いたら、魚介類(イカ・えび・あさり)を取り出しておく。
えびは取り出す時にトングなどで頭の部分を押して、えびの旨味の詰まったみそをスープに加えてください。
8.お米を炊く
魚介類を取り出したら米を加えて強火のまま5分煮込む。
5分たったら弱火にして水気がなくなるまで煮込んでいく。時々フライパンを動かして火を満遍なく全体に当てながら。
お米は洗わなくてOK!洗ってしまうと余計な水分を吸って仕上がりがベチャとしてしまいます。
9.おこげをつける
水分が減って表面がゼラチン質になり、米の頭が見えてきたらパプリカを乗せてさらに煮詰める。
完全に水分がなくなり、縁の部分がフライパンから浮いてきたら強火にして10秒程度焼いておこげをつける。
10.盛り付けて完成!
火を止めて取り出しておいた魚介類、レモン、イタリアンパセリを盛り付けて完成!
【フライパンでOK!魚介の風味が濃縮!】本格パエリアのレシピ・作り方まとめ
パーティーやお祝いの時などにテーブルを華やかにしてくれる「パエリア」。パエリアパンがなくても自宅にあるフライパンでOK!えびやあさりの旨味が詰まった本格的な「パエリア」をぜひ味わってみてください!