ぷりぷりとした食感が美味しい「えび」。えびフライやエビチリなどで人気ですよね。そんなえびの背わたの取り方と臭み取りの方法を紹介!
これをするだけで臭みがなく食感がよく仕上がるのでぜひ覚えていきましょう。
えびの下処理
※グレーのラインに背わたが通っている
えびを見てみると背中に頭からしっぽまで黒く線が入っているのが見えると思いますが、これが背わた。
背わたは臭みの原因なだけでなく食感や見た目もよくないので、必ず取りましょう。
また背わたを取った後にさらに臭みを取るために塩と片栗粉で揉み込んでから調理します。
えびの背わたの取り方
それでははじめに背わたの取り方を紹介していきます。
殻つきの場合
殻付きのえびを使う時は殻を剥く前に背わたを取ります。殻付きのまま背わたを取ると身崩れを防ぎ、茹でて使うときには縮みが少なくなります。
えびを丸めて持ち、2つめの節の間から竹串を刺して優しく引き抜きましょう。
背わたが途中で切れてしまった時は、違う節から同じように竹串を刺して抜いてください。
頭も付いているえびの時は、頭を取った時に背わたも一緒に出てくることがあります。
頭から切れてしまった時はそこから優しく引っ張ると、身を傷つけずに背わたを取ることができます。
殻なしの場合
殻の付いていないえびの場合も同じように竹串で引き抜きます。
えびを半分に折りたたむように丸めて持ち、真ん中から少し頭側の部分から竹串を刺して引き抜きましょう。
えびの臭みを取る方法
えびの背わたが取れたら次は「臭み」を取っていきます。しっかりと臭み取りをすることで食感がよくなり、よりえびの甘みをより感じられるようになります。
材料(わかりやすい分量)
- えび 10尾
- ◎塩 小さじ1
- ◎酒(もしくは水) 大さじ2
- ◎片栗粉 大さじ2
※酒を使ったほうがより臭みが取れますが水でも大丈夫です。ご自宅にある物を使ってください。
1.塩で揉み込む
ボウルに殻を剥いたえびと塩を入れ粘り気が出るまでしっかり揉み込む。
この時しっかりと力を入れて揉み込むことで、プリッと食感がよく仕上がります。尻尾を残す場合は手に刺さらないように注意してください。
初めてだと潰してしまいそうで怖いかと思いますが、意外と潰れないのでしっかりと揉み込みましょう。
2.さらに片栗粉と酒で揉み込む
粘り気が出てきたら、酒(もしくは水)と片栗粉を加えてさらに揉み込む。
片栗粉で揉むことで、えびの臭みや汚れが片栗粉に移ります。
3.水気をきる
しっかりと揉み込んだら流水で綺麗に洗い流し、ザルなどにあげて水気を取る。
料理に使う前にキッチンペーパーなどでしっかりと水気を拭き取ってから使うようにしましょう。
【臭みがなくぷりぷりに仕上がる!】えびの下処理の方法と背わたの取り方まとめ
丁寧に下処理をすることで、えび本来の旨味と食感が楽しめるようになります。ぜひ参考に臭みのないぷりぷりなえびを楽しんでくださいね。
えびの殻は捨てずに絶品ビスクに!

