なすの正しい保存方法を紹介!柔らかくてトロッとした食感で様々な料理で活躍する「なす」。まとめて売っていることが多く、使い切れずに余ってしまったり、気づいたらしなしなになっていたなんてことありませんか?
基本の保存方法から便利な冷凍保存の方法までポイントとともに丁寧に紹介していきます!和・洋・中とジャンルを問わず楽しめるなすを長持ちさせて無駄なく使い切りましょう。
ナスを保存する時のポイント!
なすは90%以上が水分でできている野菜です。そのため、乾燥に弱くそのままの状態で置いておくと干からびてしなしなになってしまいます。低音にも弱く5℃以下の環境で保存してしまうと低温障害を起こして傷みが早くなります。
また切り口に空気が触れると黒く変色してしまうので注意が必要です。
正しく保存した時の保存期間
- 冷蔵 1週間程度
- 冷凍 1ヶ月程度
それではなすの正しい保存方法を紹介していきます。
基本の保存方法
なすを保存するのに適した温度は10℃前後と言われています。そのため10℃前後を保てる冷暗所、もしくは「野菜室」で保存するようにしましょう。
冷暗所があればベストですが、ない場合は温度が10℃前後で風通しの良いところで保存してください。夏などで気温が高い場合は冷蔵庫の中でも比較的温度が高い「野菜室」で保存します。
冷暗所や常温で保存する時は1つ1つ新聞紙やキッチンペーパーで包むことで3日程度保存できます。「野菜室」では常温の時と同じように新聞紙などで包みポリ袋に入れて保存することで1週間程度保存できます。
カットしたなすの保存方法
カットしたなすは断面が黒く変色したり、水分が飛びカラカラになってしまいます。そのため切り口にぴったりと空気が入らないようにラップをして冷蔵庫で保存します。
ラップをして冷蔵庫で保存したとしても1日〜2日で使い切るようにしましょう。すぐに使わない時は次に紹介する冷凍での保存がおすすめです。
冷凍での保存方法
大量に手に入ったなすやすぐには使いきれない時は「冷凍保存」がおすすめです。冷凍保存することで1ヶ月程度保存ができます。
なすは生のまま冷凍保存できますが、冷凍する前に使いやすいサイズにカットしてアク抜きをしてから冷凍することで変色を防ぎ調理するときの時短にも繋がります。
なすを輪切りや乱切りなど使いやすいサイズカットして、10分程度水にさらしておきます。
時間が経ったらキッチンペーパーでしっかりと水気をきり、ジップロックなどに入れ冷凍してください。
冷凍しておいたなすは凍ったまま調理できます。炒め物やお味噌汁などにそのまま入れて加熱して使えるので冷凍保存しておくと調理の手間が省けるのでおすすめです。
冷凍しておいたなすで簡単!「南蛮酢け」
冷凍しておいたなすは凍ったまま料理に使えて用意しておくと手間が省けて楽チン。そんな冷凍しておいたなすを使った「南蛮酢け」のレシピを紹介。甘辛いさっぱりとした味わいで食欲がない時にもおすすめです!
材料(2〜3人分)
- 冷凍しておいたなす 150gから200g(1本分)
- ごま油 大さじ1
- ◎お酢 大さじ1
- ◎みりん 大さじ1
- ◎醤油 大さじ1
- ◎砂糖 大さじ1/2
- ◎水 大さじ3
- ◎鷹の爪 1/2本
1.フライパンにごま油をしき中火で熱する。フライパンが温まったら冷凍しておいたなすを凍ったまま並べ、蓋をして焼く。蓋を開けてみてなすが解凍されていたら裏返して蓋をして両面焼く。
2.鍋に◎を入れ火にかけ、一度煮立たせる。
3.ボウルや保存容器に焼いたなす、2のタレを入れ、冷蔵庫で冷やしたら完成!
辛いのが苦手な方は鷹の爪を取り除いて冷やしてください。
【冷蔵・冷凍のポイント!長持ちさせるコツ!】なすの保存方法と保存期間まとめ
そのままだとすぐにシナシナになってしまう「なす」も正しく保存すれば長持ちします。冷凍しておけば使いたい時にサッと使えるので便利ですよ!ぜひ参考に様々な料理で活躍してくれる「なす」を無駄なく楽しみましょう!
