生姜焼きや薬味、シロップにとご飯の進むおかずからお菓子にまで人気の「生姜」。2、3片ずつで売っていることが多く、一度に全部使いきるのって難しいですよね。
そんなときのために生姜の正しい保存方法を紹介!常温での保存方法から、冷蔵、冷凍保存の方法と保存期間をポイントを交えながら紹介します。作っておくと保存も効いて様々な料理に使える「生姜のごま油漬け」の作り方も紹介しています。
生姜の保存方法・保存期間
ピリッとした辛さが料理のアクセントになってくれる「生姜」、寒い時期には体を温めてくれる嬉しい効果もあるので保存方法を覚えてより生姜を楽しみましょう!
生姜は乾燥・水気が苦手
生姜を保存するときに気をつけたいのが「乾燥」と「水気」です。生姜は乾燥に弱く、裸のまま置いておくとカピカピに干からびてしまいます。また水気にも弱く、蒸れて表面に水滴が付いた状態で保存してしまうとそこから傷んできてしまいます。
正しく保存したときの保存期間
- 常温 2週間程度
- 冷蔵 1ヶ月程度
- 冷凍 2ヶ月程度
それでは「乾燥」と「水気」が苦手な生姜をどのように保存すればいいのかをポイントを解説しながら紹介していきます。
常温(冷暗所)での保存方法
生姜を保存するのに適した温度は15度前後と言われています。そのため常温で温度変化の少ない冷暗所での保存が適しています。常温で保存すると2週間程度鮮度を保って保存できます。
冷暗所で保存する場合は、生姜を新聞紙で包み、風通しがよく直射日光の当たらない場所で保存しましょう。新聞紙で包むことによって湿気を吸い取り、逆に乾燥するのも防いでくれます。
注意しておきたいのは、保存に適した温度が15度前後という事。春や秋などの気温が高くなりにくい時期は問題ありませんが、夏など気温が高い時期では痛むのが早くなるので冷蔵庫で保存するようにしましょう。
冷蔵での保存方法
冷暗所が確保できない時や暑い時期は冷蔵庫で保存するようにしましょう。冷蔵庫の中でも風が当たる場所や温度が低い場所は避け、10度程度と比較的温度が高い「野菜室」で保存します。保存期間は1ヶ月程度。
冷蔵庫で保存するときは、タッパーなどの保存容器で水につけて保存します。水を2〜3日ごとに変えながら保存する事で1ヶ月程度鮮度を保てます。できれば鷹の爪を一緒に入れておくと水換えの頻度を減らすことが出来るのでおすすめです。
カットした生姜など1週間程度で使いきれる時は、ラップをして保存します。切り口が乾かないようにぴったりとラップをして、ジップロックなどの保存容器に入れて保存しましょう。
冷凍での保存方法
生姜の一番長持ちする保存方法は「冷凍保存」です。使いやすいサイズにカットし、1つずつラップをしてジップロックなどの保存容器に入れて冷凍します。
保存期間は2ヶ月程度。使うときは凍った状態のまますりおろすことができます。解凍するときは冷蔵庫に移してゆっくりと時間をかけて解凍することで風味が落ちにくくなりますよ。
ドリンクや薬味には冷凍に!すりおろした生姜の保存方法
薬味などで使う際にすりおろしすぎてしまった生姜はラップをして冷蔵庫で保存しましょう。すりおろした生姜は傷みやすく変色もしやすいので冷蔵保存した物は2〜3日程度で使い切るようにしましょう。
ドリンクや薬味としてちょっとずつ使いたい時には冷凍保存がおすすめです。すりおろした生姜を使いやすい分量ごとにラップをして保存袋に入れて冷凍します。製氷機などを使って冷凍しておくのもおすすめです。保存期間は2ヶ月程度。
使うときは、冷たいまま使いたいときは冷蔵庫に移してゆっくりと自然解凍。暖かい飲み物や煮込みに使うときは凍ったまま使えます。寒い時期に冷凍のすりおろし生姜を作っておくとサッと使えて体を温めてくれるのでぜひ試してみてください。
「生姜のごま油漬け」で便利に保存!
常温から冷凍まで使い方、時期によって様々な保存方法がありますが、「生姜のごま油漬け」を作っておくのも1つの手です。普通の油と同じように使えて、生姜焼きや炒め物など、いろんな料理へと使える万能調味料なので作り置きしておくと便利ですよ!
保存期間は冷蔵で2〜3週間程度。作り方は簡単でごま油とその倍量の生姜を香りが出るまで炒めるだけ!粗熱が取れたら、瓶などの密閉できる保存容器で冷蔵保存してください。
使い方は普段の油と同じように使えます。豚肉を炒めれば生姜焼きに、めんつゆに加えるとごま油の風味豊かな薬味とはまた違った生姜を楽しめるので作り置きしておくと便利ですよ!
【使い方に合わせて保存!無駄にしない!】生姜の保存方法と保存期間まとめ
今回は生姜の保存方法を紹介しました。常温、冷蔵、冷凍またそのままでもすりおろしても保存ができるのでご自身の使い方に合わせて保存してみてください。最後に紹介した「生姜のごま油漬け」も便利なのでぜひ作ってみてください!

