こんなに!?マスタードの種類【イエロー?ディジョン?からしとの違いは?】

サンドイッチやソーセージなど様々な場面で活躍してくれる「マスタード」。マスタードには様々な種類がありますが、意外とその違いまで知っている方は少ないのではないでしょうか?

 

今回はそんなマスタードの種類と特徴について紹介していきます。国によっても様々なマスタードが楽しまれているので、そちらも紹介!またマスタードと似ている「からし」との違いについてもお教えします!

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マスタードの種類とからしとの違い

種類を紹介して行く前に、マスタードとは何なのかについて簡単に紹介したいと思います。

マスタードとは?

日本では洋からしとも呼ばれるマスタードですが、「マスタード」とは、主にアブラナ科の「からし菜」と呼ばれる植物の種子を使って作られる辛さと酸味が特徴の調味料で、この種子にお酢や砂糖、ワインなどを加えて作られています。

 

この分量や種子をそのまま使うか、潰して使うかなどによって種類が異なります。またからし菜の他に「シロガラシ」の種を使う物もあり、国や地域によって様々な生産方法、種類があります。

 

ちなみに「からし菜」の種子は「マスタードシード」とも呼ばれ、乾燥させた物は南インド料理などには欠かせないスパイスとして楽しまれています。

からしとの違いは?

マスタードと似た調味料に「からし」がありますが、実はその原材料にはマスタードと同じく「からし菜」の種子が使われています。

 

「和からし」とも呼ばれますが、インドや中国から日本に伝わった調味料で「オリエンタルマスタード」や「チャイニーズマスタード」とも呼ばれます。

 

マスタードはお酢や砂糖など調味料を加えて作られていますが、和からしは主に「からし菜」の種子を粉状(粉からし)にし、水やぬるま湯で練り上げた物がからしと呼ばれます(練からし)。

マスタードの種類

それではマスタードの種類を紹介して行きます。種子の使い方や一緒に使われる調味料などによって様々な物があります。

使われる種子の種類

マスタードに使われる「からし菜」の種子は「マスタードシード」と呼ばれ、スパイスとしても使われます。主に3種類あり、特徴も異なるので、簡単に紹介したいと思います。

イエローマスタードシード

マスタードシードの中でも最も淡い色をもつ「イエローマスタードシード」。他の物と比べて粒が大きめで、淡い黄色をしています。辛さも控えめでマイルド

 

ペースト状にしてよく使われる他、他のシードと一緒に粒マスタードとしても使われます。

ブラウンマスタードシード

茶色い色をした「ブラウンマスタードシード」は、豊かな香りと強すぎない辛さが特徴で、イエローマスタードシードと一緒に粒マスタードによく使われます。

ブラックマスタードシード

上記の2つに比べて、色も濃く、辛み成分が最も多いのが「ブラックマスタードシード」。粒マスタードにしたり、外皮を剥いてペースト状にすり潰して使われることもあります。

代表的なマスタードの種類

それでは、代表的なマスタードの種類について紹介していきます。特徴を知って料理や食べることをより楽しんでいきましょう!

粒マスタード

マスタードと聞いて真っ先に思い浮かぶのがこの「粒マスタード」と言う方も多いのではないのでしょうか。名前の通り種子がそのまま入ったマスタードです。

 

イエロー、ブラウン、ブラックと使われる種子(マスタードシード)はメーカーにより様々ですが、これらの種子にお酢と塩を加え混ぜ合わせて作られます。

 

また種子を潰さないで作るのもを「種入り」。軽く潰して作られるものを「粗挽き」として表記されている物もあります。

 

プチプチとした食感と噛んだ時に広がる辛み、お酢の酸味が特徴で、ソーセージによく添えられ楽しまれています。

 

お肉料理にはもちろん、白身魚を使った料理やドレッシングとも相性が良いマスタードです。

イエローマスタード

ホットドックやアメリカンドックなど、ジャンクフードには欠かせない「イエローマスタード」。名前の通り鮮やかな黄色をしていますが、それは「ターメリック」と呼ばれるスパイスで着色されているからです。

 

見た目のインパクトから辛そうなイメージがありますが、比較的まろやかな優しい辛さが特徴です。

 

基本的にイエローマスタードシードを潰しペースト状にして、お酢や砂糖などの調味料を加えて作られています。砂糖が入っているので、ほのかに甘さがあるのも特徴で、サンドイッチやハンバーガーなどと相性がいいマスタードです。

 

揚げ物との相性も良く、優しい辛さと甘みが味を引き締めいいアクセントとして楽しめます。

ディジョンマスタード

フランスのマスタードの中でも最も代表的なのが「ディジョンマスタード」です。ディジョンとはフランスの地域の名ですが、現在ではフランス全土で作られています。

 

13世紀から作られる伝統的な製法で作られるマスタードで、種子をすり潰し、白ワイン伸ばして、塩や砂糖などの調味料を加えて作られます。

 

1937年にAOCと呼ばれるフランスの品質を保証する制度に認定されており、原材料や製法が規定されています。

 

すっきりとした品のある辛さと、フルーティーな酸味が特徴で、ソースやドレッシングによく使われ、フランス料理には欠かせない調味料の1つです。

 

肉、魚、野菜どんな料理にも合い、ポトフなどのスープにそのまま添えても楽しまれることもあります。またサンドイッチとも相性がよく、爽やかな辛みと風味が邪魔をせずに味を引き締めます。

ハニーマスタード

最近人気のあるのが「ハニーマスタード」。はちみつを加えて作られたマスタードのことで、砂糖が加えられた物よりもマイルドで優しい甘さが特徴です。商品によって多少異なりますが、辛さが少ないので、お子様でも食べやすいマスタードです。

 

また、粒がそのまま入った物からペースト状の物などタイプも様々で、好みに合わせて楽しめます。肉料理との相性が抜群で、鶏胸肉などの淡白な肉料理に使うことで、コクと旨味を足してくれます。

 

マスタードにはちみつを足すだけで自分でも作ることができるので、お好みのマスタードを使ったり、辛さを調整したりして楽しむことができます。商品としては韓国の物が有名。

国ごとの種類と特徴

マスタードは世界中で楽しまれる調味料ですが、国ごとにもその使われ方や特徴が異なるので、料理と合わせたり、どのような物があるかを知っているとより楽しめますよ!

フレンチマスタード

*写真はイメージです

フランスではマスタードの消費量が日本の約15倍とも言われ、サンドイッチから家庭料理、高級料理にまで非常によく使われます。

 

そんなフランスでよく使われる「フレンチマスタード」は、マスタードシードをすり潰し、ぶどうの果汁やお酢で伸ばしたペースト状のマスタードで、マイルドな辛さとフルーティーな酸味が特徴。

 

また先ほど紹介したディジョンマスタードもフレンチマスタードの一種で、どちらも同じような見た目をしています。

イングリッシュマスタード

*写真はイメージです

イギリスでもマスタードは欠かせない調味料の1つです。ターメリックを加えた、鮮やかな黄色で辛みが強いのが特徴です。

 

粉末状の粉からしのような商品もあり、使うときに溶いて使ったり、ソースに粉末のまま入れて使われることもあります。

 

中でも「コールマン(コルマンズ)」のマスタードは、イギリス王室御用達の調味料にもなっています。

アメリカンマスタード

*写真はイメージです

アメリカでよく使われるマスタードは、先ほど紹介したファストフードやジャンクフードに欠かせない「イエローマスタード」です。アメリカ以外にもカナダでも一般的です。

 

イングリッシュマスタードと同様、ターメリックで色付けされていますが、辛さは少なく、甘さもあるのが特徴です。

ジャーマンマスタード

*写真はイメージです

ドイツといえば、ソーセージ!ソーセージといえばマスタード!と言う事で、ドイツでも様々なマスタードがあります。またソーセージだけでなく、じゃがいもやザワークラフトなどとも楽しまれています。

 

ブラウンマスタードシードの粉末を、ワインビネガーなどで伸ばしたほのかに甘みのあるマスタードが代表的ですが、粒マスタードやペースト状の物など他の国と変わらず親しまれています。ほかにも面白いのがフレーバーマスタードがたくさんあると言う事。

 

ハーブが入ったものや、にんにくや唐辛子が入ったものなどがあり、中でもレモン風味やトマト風味など変わったフレーバーがついている物もあります。変わったマスタードをお探しの方はぜひチェックしてみてください!

マスタードの豆知識!

最後に知っているともっとマスタードを楽しめる、ちょっとした豆知識を紹介したいと思います!

語源は「燃えるようなぶどうの果汁」!?

有史以前からエジプトなどで使われてきたマスタード、その語源はラテン語の「mustum ardens(ムスツム・アルデンス)」と言われています。これは「燃えるようなぶどうの果汁」と言う意味を持ちます。

 

マスタードシードをぶどうの果汁やワインビネガーなどで伸ばした、辛さが特徴の調味料であることが名前からわかりますね!

殺菌・防虫効果がある!

マスタードには辛み成分でもある「アリルイソチオシアネート」と呼ばれる成分が含まれています。

 

この「アリルイソチオシアネート」には、殺菌や抗菌、防虫などの効果があるので、お弁当や作りおきのおかずなどにもおすすめの調味料でもあります。

 

ちなみにわさびの辛さも「アリルイソチオシアネート」から来ています。

保存は冷蔵庫で!

「お酢」が使われている物が多く、比較的保存が効く調味料ではありますが、開封後はなるべく早く使い切るようにしましょう。

 

保存するときのポイントは、温度変化。急激な温度変化があると傷みやすいので、冷蔵庫で保存してください。出し入れが多かったり、食卓に出しっぱなしにしてしまうと傷みが早くなるので注意しましょう。

 

また使うときは、綺麗なスプーンなどで取り使うようにしてください。他の調味料や口に入れたスプーンを使ってしまうと雑菌が繁殖しやすくなります。

マスタードの種類まとめ

今回はマスタードの種類について紹介してきましたがいかがだったでしょうか?様々な種類があり、世界中で楽しまれていますね。サンドイッチや付け合わせとしてだけではなく、ソースや煮込み料理にも使えるので、使いたい料理や好みのマスタードを探すときの参考にしてみてください!

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