こんなにあるの?塩の種類・選び方【食塩,粗塩,岩塩,海塩,おすすめも】

料理には欠かせない「塩」。みなさんはどんな塩を使ってますか?食塩や粗塩、岩塩や海水塩など様々な塩があり、買うときに迷った経験があるかと思います。ということで今回は 塩の種類と選び方を紹介していきます!

 

塩には作り方や原材料など、様々な種類があり特徴も異なるので、使い方に合わせて選ぶことで、食材を引き立て料理をよりおいしくしてくれるので、ぜひ参考にしてみてください!

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こんなにあるの?塩の種類・選び方

それでは、塩の種類と選び方について紹介していきます。

作り方での種類分け

まずは作り方による種類分けです。主に3種類の作り方で分かれているので見ていきましょう。

化学製法で作る「精製塩」

現在最も多く生産されているのが、この精製塩と呼ばれるものです。これは、原材料に海水を使い、電気分解という科学的製法で、「ナトリウムイオン」と呼ばれる成分を抽出し、煮詰め精製された塩のことを言います。

 

原材料に海水が使われていますが、ナトリウムイオンを抽出する際にミネラルなどを取り除いて、その成分はほとんどが「塩化ナトリウム(塩)」となります。

 

大量生産が可能で品質が安定しているため、「食塩」や「食卓塩」として安く売られています。比較的サラサラとしているものが多く、水に溶けやすく、クセの少ない塩味が特徴です。

天然の塩を一度溶かす「再製加工塩」

先ほどの精製塩は、ミネラルなどを取り除いて作られていますが、再製加工塩は、逆にミネラルやにがりを加えて作られます。

 

加工の仕方はメーカーによって異なりますが、海外から輸入した岩塩や天日塩などを一度溶かし、「塩化マグネシウム」や「塩化カルシウム」などのミネラル分を添加して結晶化させた塩です。

 

現在は「再製加工塩」としての表示が決められていますが、天然塩や自然塩を使っているめ、その産地や「どこどこの塩」と、うたう表品もあるのでパッケージ裏の表示をチェックしてみてください。

自然の恵いっぱい!「天然塩・自然塩」

天然塩・自然塩はこの名前の通り、自然の力を使って作られる塩のことをさします。有名な作り方として、海水などを干して作る「天日塩」、この途中に煮詰めて水分を飛ばす「平釜塩」などがあります。

 

また後に紹介しますが、自然に水分が蒸発して結晶化した「岩塩」や「湖塩」などもこの天然、自然塩に含まれます。

 

自然に濃縮、結晶化されるため、マグネシウムやカルシウムと言った「ミネラル」が豊富に含まれているのも特徴で、塩化ナトリウムが少なく、角がなく、まろやかな塩味な塩に仕上がります。

 

しかし作るのに、時間がかかり、手間も多いので大量生産が難しく比較的高価な物が多い印象です。

原材料の違いでの種類

次に見ていくのは原材料での種類分けです。こちらも作り方と同じく、主に3種類に分かれます。

ミネラル豊富!「海水塩」

日本で作られる塩のほとんどがこの海水塩です。その名の通り「海水」から作られている物のことで、自然,、然塩の製法で作られるものから、精製塩の原料としても使われています。

 

使う海水、製法によって味わいは様々ですが、まろやかな味わいと旨味が特徴。また自然、天然塩の製法で作られる物は、特にミネラルが豊富に含まれる為、優しい塩味は食材の味を引き立てどんな料理とも相性がいい塩です。

 

海水塩の中には「藻塩」という物もあります。「藻塩」は、海水に海藻の成分を混ぜて作られる塩のことで、やや茶色のものやピンクがかった色に仕上がります。塩分濃度が低くまろやかで舌触りのいいので、こだわる料理人達からも人気があります。

食べるだけじゃない!「岩塩」

岩塩は、海水が結晶化し長い時間をかけて層になり固まり作られる塩の事です。世界の様々な場所で取れますが、特に有名な物には、アンデス産の「ローズソルト」や、ヒマラヤ山脈で取れる「ルビーソルト」があります。

 

岩塩は、淡いピンク色をした物から、バラのように濃い赤色や黒、黄色と様々な色があります。これは岩塩に含まれている鉄分や硫黄といった成分の違いによるもので、この成分によって味わいも変わってきます。

 

海水から取れる塩と違い、ミネラルが少ない為、塩分濃度が高く、パンチのある味わいから、肉料理やエスニック料理と相性がいい塩になります。また硫黄が多く含まれている物はクセがありますが、塩味以外にもスパイスのようなに楽しむこともできます。

 

またバスソルトとして使われたり、大きな物はランプや小物として使われていたりと料理以外でも楽しまれています。

 

 

ここでちょっとブレイクタイム!塩についての豆知識を紹介。

日本で塩が使われ始めたのは3000年前?

日本で塩が使われ始めたのは、なんと縄文時代の終わり頃から!野菜やお米を食べ始めたのと同時に使われ始めたと言われています。

 

湿度が高い日本では、自然に乾燥させる方法が使えないため、始めの頃は、海水を含んだ海藻を焼いて出た灰を塩のように使っていたそう。こんなに昔から使われてきたなんで驚きですよね!

生産量が少なく希少!「湖塩」

上記の2つに比べるとあまり聞き馴染みのないこの湖塩。これは死海やウユニ塩湖、グレートソルト湖と言った塩湖から取れる塩の事で、非常に貴重で生産量が少ない塩です。

 

もともと海だった場所が湖となり蒸発し結晶化した塩の事で、海水から結晶化し岩塩になる前の状態なので、上記2つの両方の特徴を持ちます。ミネラルが豊富に含まれており、塩分濃度が高いのが特徴です。

塩を選ぶ時のポイント!

様々な種類がある塩ですが、ここから塩を選ぶときのポイントを紹介していきます。成分による味わいの違いや、粒のサイズなどを紹介していくので特にこだわりたい方は必見です!

塩を選ぶときに覚えておきた成分表示

ここでは覚えておくと便利な成分表示について紹介します。成分によっても味わいが変わってくるので、よりこだわりたい方は成分表示を見ながら塩を選んでみてください!

成分表示を見れば味の傾向がわかる!

塩によってその味わいが様々あることは種類の項目でも紹介しましたが、成分表示を見るとより味の想像がつきやすくなります。

 

塩の味わいを決まる主な成分としては下記の4つ!

  • ナトリウム
  • カルシウム
  • カリウム
  • マグネシウム

 

ナトリウムは「塩化ナトリウム」と表示され、塩の「塩辛さ」を決める成分です。ナトリウムの量が多いほど、辛みが強く、少ないとマイルドな味わいになります。

 

カルシウムは「甘み」となる成分。量が多いほど甘みのあるまろやかな味わいになります。

 

カリウムは「酸味」となる成分。酸味が多いと塩辛さもより感じやすくなりパンチのある味わいに。

 

マグネシウムは「苦味」となる成分。塩を実際に食べたときに苦味を感じることはそんなにありませんが、主ににがりを使った塩にはこの「マグネシウム」が含まれます。

粒の大きさ

料理に使うときの塩を選ぶときに注目していただきたいのは、粒の大きさです。粒が粗い物からサラサラと細かいものまで様々なサイズの塩があるので、料理に合わせて選んでみてください。

ゴロゴロと大きい粒の物

ゴロゴロとしたサイズの物は、マリネやお肉のつけ置きなど時間を置いて味を染み込ませる料理に適しています。

 

パスタを茹でる時にもおすすめで、パスタが柔らかくなるのと同じペースで塩が溶けていくので、まろやかな味わいに仕上がります。

 

またミルなどがあると料理の仕上げなどにも使えるので、ミルと一緒に常備しておくと様々な場面で活躍してくれるのでおすすめです。私はミルにペッパーやハーブなどと一緒にゴロゴロとした塩を入れ、肉料理や白身魚のソテーなどと楽しんでます。

大きい粒の物

塩は大きい粒の方が小さいものに比べて、口の中でゆっくりと溶けるため、まろやかな味わいになります。

 

逆に口の中での余韻は粒が大きい方が持続するので、ステーキなどの肉料理のようなシンプルな料理に向いています。

 

また粒が大きいものは、きゅうりやいんげんなどの下処理としても使えるので、普段から使う塩にはやや大きめの粒の物を選んでおけばオールマイティーに使えるのでおすすめです。

小さい粒、パウダーの物

粒が小さい物やパウダーと表記してある塩は、口の中でスッと溶け、後味引かないさっぱりとした物が多いです。

 

そのため天ぷらにつけたり、白身魚に使うのに相性がよく、野菜など素材の味を引き立てるときにおすすめ。

 

また溶けやすいので、スイーツなどあまり熱を加えない料理などでも活躍してくれます。

MogBaseおすすめの塩を紹介!

最後にMogBaseのレシピで実際に使っているおすすめの塩を紹介したいと思います。料理や下ごしらえ、仕上げなど場面によって使い分ける事で仕上がりが変わってくるので選ぶときの参考にしてみてください。

南の極み シークリスタル

 

こちらはゴロゴロとした大粒タイプで、オーストラリアの海水を使い、オーストラリアの自然の中で「塩田製法」で作られています。クセがなく、海水塩のまろやかな塩味なので使いやすい商品です。

 

私の主な用途としては、パスタを茹でる時やコンフィなどお肉をマリネする時に使うほか、ハーブやペッパーと一緒にミルに入れ、料理の仕上げとしても使っています。値段も手頃なので大粒タイプを試してみたいという方にもおすすめの商品です!

伯方の塩 1kg

伯方塩業株式会社

 

普段使いはやっぱりこれ!漬物からおにぎりや煮込み料理などどんな料理にも使える定番商品で、この名前は皆さんも聞いたことあるはず!

 

こちらもクセがなく、素材を邪魔しない味わいで用途を限定せずに気軽に使えます。また値段も手頃なのも魅力的です。粒が粗めなので野菜の塩もみなど、下ごしらえにもよく使っています。

モントスコ(MONTOSCO) ピンクヒマラヤンソルト

 

まろやかな中にしっかりとした塩味を感じられる「岩塩」です。サラダや料理の仕上げに削り、かけてあげるだけで一味違った仕上がりになります。また容器がガラスとステンレス製なのもおすすめのポイントで、刃がセラミック製なので挽くときの粗さを調整できるのも嬉しいポイントです。

 

人が集まるときなどに仕上げにミルから挽くとみんなから喜ばれますよ!料理の他にもカクテルのソルティードックやウェルカムドリンクなどに「スノースタイル」として使うとピンク色が可愛くおしゃれになります!

雪塩

株式会社 パラダイスプラン

沖縄に住んでいたこともある私の完全な主観なのですが、天ぷらにつけて食べていただきたいのがこの「雪塩」です!宮古島の綺麗で透き通った海水を使い作られた、パウダータイプの非常に細かい塩なので舌触りを邪魔せずに素材の味を引き立ててくれます。

 

海水で作られているため非常にミネラルが豊富で、さっぱりとした塩味が特徴です。夏など暑いときに冷たいドリンクに入れても溶けやすいので、塩分補給やミネラル補給にもおすすめです!

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は塩の種類と選び方について紹介してきました。料理や使い方に合わせて使う塩を使い分けることでより料理や食材を引き立ておいしく仕上がるので、今回紹介した選び方を参考にしてみてください!

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